「泣きながら生きて」

ライブの主催を一旦お休みします!宣言をして以降、気持ちに余裕ができたのか、仕事のお昼休みは毎日のように本屋に行き、ちょっと買い過ぎ?という勢いでエッセイやら小説やら雑誌をいろいろ読んでいる。
そんな中、雑誌「AERA」の記事を読んで出会ったドキュメンタリー「泣きながら生きて」
もともとはTV番組として作られたものを、ひょんなことからこの番組を知ったある大学生の「一度きりで終わってしまうのはもったいない、もっと多くの人に観て欲しい。」という、とてもシンプルな願いが多くの人を動かし、ついには全国の映画館で上映されることになったもの。
名古屋でも伏見ミリオン座で26日から公開になるが、一足先に東京で観た。
中国は上海のあまり裕福ではない一家の物語。
全編、ずっと涙が止まらなかった。
が、よくあるお涙頂戴の苦労話ではない。
娘の将来のために、たった独り日本に渡りバイトを3つも掛け持ち、身体をぼろぼろにしながら、ただひたすら働く父親がラストに「人生、捨てたもんじゃない。』と爽やかな笑顔で語る。
ついでに自分の人生も振り返ってみる。
今はバイト2つ掛け持ちで、朝9時半に家を出て、戻るのは夜中の12時過ぎの毎日だが、それがどうした!って感じ。
その父親は「仕事が3つもあって幸せです!」と言っていた。